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自分がHSPだと知ったら?【やるべきこと3選】新しい生活を送って、ストレスを減らそう

自分がHSPだと知ったら?【やるべきこと3選】新しい生活を送って、ストレスを減らそう
HSPさん

HSPって知ったらどうやって過ごせばいいのかな?

HSPさん

自分がHSPだと知って安心したけど、やっぱり自信がないな…。

自分が初めてHSPと知ったとき、みなさんはどんな気持ちでしたか?

わたしもHSPの気質をもっています。

わたしがHSPだと知ったときは、長年の悩みの原因が分かってとても嬉しい気持ちになりました。

ですが自分がHSPだと自覚してからも、たくさんの苦労がありました。

HSPだと知ったからといって、すぐに楽になるということではないと知りました。

現在はうまくHSPの気質と向き合い、そして気質を生かしながら過ごしていますが、今でも生活の中にたくさんの工夫を取り入れています。

今回はわたしの経験も踏まえて、HSPだと知ったらやるべきこと3つをお話したいと思います。

まずはじめにHSPさんの気質や人柄についてみていきたいと思います。

HSPについて

HSPさんは、繊細で刺激に敏感です。
→HSPの詳細記事はコチラ

HSPさんにとって刺激は「人」だったり「五感」だったりします。

そのためHSPさんの周りにはたくさんの刺激があるので、普通に生活しているだけでHSPさんは疲れてしまいます。

刺激を受けるとHSPさんはかなりのエネルギーを消費します。例えばHSPさんはこんなことで疲れます。

  • 仕事に行って帰ってきたら疲れて動けない
  • 休み明けの仕事を考えるだけで気が休まらない
  • 友だちとご飯に行くと気を使ってしまう
  • 買い物するといつも疲れる
  • 家族や恋人と長時間一緒にいるのはつらい
  • 車の運転に気を張りすぎてストレスを感じる
  • 親戚が家に来て対応したらクタクタ

→休み明けの仕事がつらいHSPさんの原因と対策はコチラ
→親戚づきあいに疲れるHSPさんの原因と対策はコチラ
→買い物疲れをするHSPさんの原因と対策はコチラ
→車の運転が疲れるHSPさんの原因と対策はコチラ

はたから見ると何気ない日常やプライベートでしょう。

しかしHSPさんは、たくさんの刺激を受けたり、気疲れが伴ったりするのでグッタリと疲れてしまうことがあります。

わたしもHSPなのですが、わたしの場合は特に仕事と友だちと長時間一緒にいることに疲れてしまいます。
→仕事の人間関係で疲れるHSPさんの原因と対策はコチラ

疲れているときは自然とネガティブ思考になりがちです。

HSPさんは自分のもっている気質とうまく向き合いながら、なるべく自分にストレスや疲れがたまらない環境を整えていくことが大切です。

HSPさんは真面目で自分のことを省みる方が多いです。

それが自分のためになるのならいいのですが、「あれがダメだった」「もっと、自分が・・だったら」と自分を責めてしまうのであれば自分をどんどん苦しめてしまいますよね。

そのためHSPさんは自己肯定感を自分で下げないための工夫が必要だと思います。

今日はその方法をお伝えしたいと思います。

実際わたしも普段からその方法を取り入れていて、「大切なこと」として実感しております。

ぜひ参考にしてみてください。

HSPだと分かったらやるべきこと3選

やるべきこと① 新しい考え方を日常的に取り入れていく

これは本当に大事だと思います。

HSPさんは自分がHSPだと気付くまで「生きづらさ」を感じながら生きてきたという方が多いと思います。

「なんでみんなと違うんだろう・・」「どうしてこんな小さいことで悩んでしまうんだろう・・」というように原因が自分で分からず、もがいてきたのではないでしょうか。

自分がHSPだと分かり、ホッとした後も、長年の思考の癖によって悩まされるHSPさんは多いです。

例えば、

〈Aさんの場合〉

HSPさん

自分がHSPだと分かったから、無理のない過ごし方をしよう。

HSPさん

でもやっぱり、誰とでも仲良くしないと社会でうまくやっていけないよな・・・

〈Bさんの場合〉

HSPさん

わたしの「生きづらさ」はHSPの気質が関係していたんだ。これからは自分を大切にして過ごしていこう!

HSPさん

でも、自分を甘やかすのってなんだか落ち着かない。

こんな感じで今までの考え方は簡単には変えられないものです。

この解決策は元の自分の考えに振り戻されないように、日常的に新しい考え方を頭に入れていくことになります。

実践し自分自身で納得していくことで新たな考え方が自分のものになっていくのです。

わたしも毎日、HSPに関する正しい情報に触れるようにしています。

HSPアドバイザーのRyotaさんという方はHSPに関する情報をYouTube(ココヨワチャンネル)やブログ(ココヨワ)等で発信してくれています。

YouTubeは毎日更新で、毎日ためになる情報を発信してくださるのでわたしは毎日拝見しています。

やるべきこと② 規則正しい生活

HSPさんに限らずですが、心身ともに健康でいるためには規則正しい生活が大切です。

HSPさんは真面目で努力家な方が多いです。

その真面目さゆえに、HSPさんは自分の疲れは後回しにして人のため、会社のために頑張りすぎてしまうのです。

ここでいう規則正しい生活とは

  • 朝食・昼食・夕食をきちんと食べる
  • 十分な睡眠時間
  • 適度な運動

のことを指します。

HSPさんは日常生活においてとても疲れやすいです。学校や仕事のあと、友だちと遊んで帰ってきたあとに疲れて何もできない・・というHSPさんもいるのではないでしょうか。
→すぐ眠くなりやすいとお困りの方に向けた記事はコチラ
→夜眠れなくて困っている方の原因と対策はコチラ

そのため特に、HSPさんに睡眠時間はきちんと確保してほしいと思います。

HSPさんは学校や仕事に行くだけでも、友だちや職場の人間関係で疲れてしまいます。

さらに刺激に敏感なHSPさんの周りにはストレスとなる刺激(匂い・音・光)がたくさんありますので、普通に生活しているだけでも疲れが蓄積していきます
→匂いに敏感なHSPさんに向けた記事はコチラ
→音に敏感なHSPさんに向けた記事はコチラ

HSPさんは1日の中でかなりのエネルギーを消耗してしまうのです。

そのためHSPさんは、体力回復のための睡眠が大切になってきます。

しっかり睡眠時間が確保できていない・・という方は、生活リズムを見直したり、環境を整えたりしてきちんと睡眠を取ることを心がけてください。

適度な運動もオススメします。

ネガティブなことは、大抵じっとしているときに考えてしまうものです。

そんなときにさっと外に出て散歩をしたり、ちょっと近所を走ったりすると気持ちが晴れやかになると思います。

運動はストレス発散にもなりますので、ちょっとした運動から始めてみてください。

わたしは散歩や筋トレを習慣的に取り入れています。

外をのんびり歩くことは気持ちが良いですし、実際に体を動かしていると前向きに物事を考えられることが多いです。

HSPさんは感受性が豊かですので、太陽の光や外の空気、道端に咲くきれいな花などにふれるだけでも幸せを感じたりします。

運動を通して小さな幸せをぜひ感じてほしいと思います。

やるべきこと③ 自分に優しくなる

自分のことを1番にわかってあげられるのは自分です。

なので、自分が1番の味方になってあげましょう。

  • 疲れていると思ったら、体を休めてあげて。
  • 今日頑張ったなと思ったら、自分にご褒美をあげて。
  • 今日のあの人の発言が嫌だったと思ったら、誰かに愚痴をこぼして。
  • 仕事で失敗して落ち込んだら、それまでの頑張りを認めてあげて。

HSPさんは頑張りすぎてしまうところがあるので、自分が「わがままかな?」と思うくらいがちょうどいいんです。

今まで何事にも一生懸命だった人にとっては、「自分に甘やかしすぎではないか?」と違和感を感じることもあるかもしれません。

でもみんな実は上手く手を抜いていたり、見えないところでグータラしてるものなんです。

なので「甘やかしすぎ」って思うくらいが、みんなにとっての普通だったりします。

今までたくさん頑張ってきたのですから、これからは自分に優しくそして少しわがままに過ごしてみてください。

→HSPを個性として受け止める。そのためのヒントがつまった記事はコチラ

まとめ

今日は自分がHSPだと知ったら、やるべきこと3選をお話しました。

まとめです。

まとめ

●自分がHSPだと知ったら、やるべきこと3選

  1. 新しい考え方を日常的に取り入れていく】HSPさんは長年の思考のクセでネガティブになりやすいので、新しい考え方にたくさん触れていきましょう
  2. 規則正しい生活】全ての人に当てはまることですが、HSPさんは特に意識してほしいです。生活のリズムを整え、食事をきちんととり、適度な運動を心がけましょう
  3. 自分に優しくなる】HSPさんは繊細で打たれ弱いです。自分が1番の味方になってください。疲れていたら体を休めてあげて、落ち込んでいるなら自分を励ましてあげましょう。

実践できるものはぜひ、取り入れてみてください。

最後に少し記事のご紹介

わたしはHSPであることを知ったのが30歳を過ぎてからでした。それまで自分の気質に合わないことを無理して行ってきたため、わたしは社交不安障害・視線恐怖症を発症しました
→社交不安障害・視線恐怖症、克服までの道のりはコチラ

12年間その不安障害と戦ってきました。自分がHSPだとわかり、少しずつ無理の少ない自分らしい生活を送れるようになりました。
→わたしが感じた不安障害とHSPの境界線をまとめた記事はコチラ

今日はこの辺で終わります。お読みいただき、ありがとうございました。